FIELD / ガジェット 2026.09.10

いまE-M1 Mark IIを使う理由。島の生きもの撮影で助かっているところ

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIを島の生きもの撮影で使い続ける理由を、手ぶれ補正、操作性、レンズ、雨や湿気、中古で選ぶときの確認点からまとめました。

TEXT & PHOTO / AYADERA

この記事には広告リンクが含まれる場合があります。製品仕様はメーカー情報を確認し、実際に使っている範囲でまとめています。

いま使っているカメラは、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II。新しい機種ではないけれど、夜の林道や島歩きへ持ち出すと、まだこれでええなと思います。数字の競争ではなく、生きものを見つけた瞬間にちゃんと構えられるか。私にとっては、そこがいちばん大事です。

QUICK NOTE

E-M1 Mark IIを使い続ける理由

  • 手ぶれ補正があり、暗い場所で構えやすい
  • ボタンやダイヤルを手元で操作しやすい
  • 60mm Macroと12–100mmを使い分けられる
  • 防塵・防滴を意識した設計で屋外へ持ち出しやすい
  • 中古も含め、今から始める選択肢にしやすい
島の夜に観察した生きもの
夜の撮影では、カメラの新しさよりも、迷わず操作できることがありがたい。

CAMERA 01

暗い場所で「構え直せる」のが助かる

夜の生きものは、こちらの準備を待ってくれません。ライトで見つけて、カメラを向けて、ピントを合わせる。その数秒のあいだに動いてしまうこともあります。

E-M1 Mark IIには5軸手ぶれ補正があり、身体を低くしたり、少し無理な角度で構えたりするときの支えになります。もちろん手ぶれ補正だけで全部撮れるわけではありませんが、「いったん落ち着いて構える」余裕を作ってくれます。

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暗所で大事なのは、最新かどうかより、手が操作を覚えていること。

CONTROL 02

ファインダーから目を離さず触れる

夜は背面モニターを明るくしすぎると、周りが見えにくくなります。私はできるだけファインダーを使い、よく触る設定はボタンとダイヤルで変えられるようにしています。

最初はメニューの項目が多くて戸惑いました。でも、一度自分の使い方に合わせると、ISO、露出補正、ピント位置を手元で変えやすい。見つけてから設定画面を探し回らなくていいのは、夜の撮影ではかなり大きいです。

LENS 03

60mm Macroと12–100mm、両方を生かせる

小さなカエルや昆虫を大きく残したい日はM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro。何が出るか分からない散策や、周りの環境も一緒に写したい日はM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO。いまはこの2本をよく使います。

マイクロフォーサーズは、焦点距離の選択肢を持ちながら荷物をまとめやすいのが魅力。夜はライトや予備電池も増えるので、カメラ一式だけで荷物をいっぱいにしないことも大事です。

2本の使い分けは「60mm Macroと12–100mm、夜の生きもの撮影でどっちを使う?」にまとめています。

OUTDOOR 04

島では、雨と湿気を無視できない

石垣島の夜は、出発時に晴れていても急に降ることがあります。草むらの水滴や湿気もあるので、屋外へ持ち出しやすい作りは安心材料です。

ただし、防塵・防滴だから濡れたままでいいわけではありません。帰宅後は表面の水分を拭き、レンズやカード室をすぐ開けず、落ち着いてから乾燥させます。カメラ任せにせず、タオルや防水袋も装備に入れています。

USED 05

いま買うなら、新品より中古が中心

E-M1 Mark IIは後継機が出ているため、これから探すなら中古が中心になります。価格だけで決めず、実物や商品説明で状態を確認したいところです。

中古で確認したいところ

  • ボタンと前後ダイヤルが素直に動くか
  • 背面モニターの開閉やタッチ操作に問題がないか
  • カードスロットや端子カバーが傷んでいないか
  • グリップのゴムが浮いたり大きく摩耗したりしていないか
  • 純正バッテリーと充電器が付属するか

古いから不便、とは限らない

新しいカメラのほうが、暗所性能やオートフォーカスで有利な場面はあります。それでも、使い慣れたカメラなら、生きものを見つけたときに迷いが少ない。どのボタンに何があるか分かっていて、持って出るのがおっくうにならない。それはスペック表に出にくい強さです。

夜の観察へ持っていくもの全体は「石垣島の夜の生きもの観察、何を持っていく?」、撮影時の光や距離の考え方は「夜の生きもの撮影で気をつけたいこと」にまとめています。